レッド・スパロー 80点
「ジェニファー・ローレンスをカッコよく観る映画」
ジェニファー・ローレンスをフィーチャーした、「ネズミ探し」という古典的な題材のエスピオナージもの。
「裏切りのサーカス」(90点)ほど複雑ではなく、女性スパイ映画の新たな金字塔
「アトミック・ブロンド」(85点)のような派手なアクションはない。
個人的にはあまりジェニファー・ローレンスが好みではないが、それでもこの作品では充分に美しく凛として撮られており、よい。派手な拷問や訓練、アクシデントや戦闘で毎回身体中がボロボロになるんだけれど、(「アトミック・ブロンド」で満身創痍になるシャーリーズ・セロンとは異なり、少なくとも肉体的には)すぐに回復して美しい姿で登場してくれる。
オーソドックスな構成でオチもわかり易く、素直なエンターテインメントとして楽しめる作品。 あと、セルゲイ・ポルーニンがバレエ・ダンサー役で出ていて、よかったです。
今日のような1,100円で観られるタイミングで観るのが、お薦めです。