女神の見えざる手 75点
「米国政治の裏側の一面が'垣間見える'作品」
「ハウス・オブ・カード」や「スキャンダル」などと同様、米国の政治の裏側で行われている駆け引きを伝統的かつ旬のテーマである「銃規制」を題材にして表現した作品。
ただ、これらのドラマシリーズと比べると、時間の制約もあって厚みや深さが物足りないと感じる。「最強のロビイスト」に扮するジェシカ・チャスティンは好演だが、弱さも含めて「スキャンダル」と被って見えてしまう。
ある意味で「映画」というものの独自性を考えさせる作品。まずこの映画を観てからこれらのドラマ・シリーズを観ることが、お薦めです。