ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 85点
「アドベンチャーの皮を被った、アフタースクール青春映画」
誰もが指摘すると思うが、「ブレックファスト・クラブ」的な高校生達の物語を「ジュマンジ」の世界で展開するという、一見荒唐無稽に見えてとてもよくできた作品だった。
多様性やアイデンティティの問題、「誰かになる」ということによる自分自身の客観化、といったことが散りばめられており、青春映画としてとてもよくできているし、それでいてエンターテインメントとしても充分に楽しめる。「ネビュラ」のカレン・ギランがチャーミングでとてもよかった。
家族連れでも、ひとりで青春気分に浸りたいときにでも、お薦めです。