kazemachiroman’s diary

kazemachiromanのお薦め

シュガー・ラッシュ:オンライン

シュガー・ラッシュ:オンライン(オリジナル・サウンドトラック)

 

「インターネット世界へのアナロジーアイロニーたっぷりの人気作品の第二弾」 

 


 

傑作といってもよい前作「シュガー・ラッシュ」の続編(字幕版で鑑賞)。舞台は、インターネット世界。

 

一部で「古臭い」と批判もあるようだけれど、子供向けの作品ということを踏まえれば秀逸なアナロジーアイロニーが詰まっていると感じた。シナリオとしてはシンプルで、登場する「カッコいい」女性キャラクターも前作とやや被っていたりして、「ズートピア」ほどのヤラレタ感はないものの、最後まで素直に楽しめた。

 

過去のディズニー・プリンセスが登場するシーンなど、最近のディズニー・ピクサーにありがちなメタなネタもクドくない程度に散りばめられていて、なかなか笑ってしまう。なぜ入っているのかわからないラストも、爆笑してしまった。

 

なんといっても、前作に引き続きヴァネロペが非常に可愛らしいので、それだけで一見の価値あり。お薦めです。

 

シュガー・ラッシュ (字幕版)

ズートピア (字幕版)

2018年映画ベストテン

2018年に映画館で観た新作映画ベストテンです。

おもしろいことに、半年経って上半期のベストテンとはだいぶ変わってきています。

 

1位 レディ・バード

 2位 君の名前で僕を呼んで

 

 3位 15時17分、パリ行き 

 

4位 フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

 

 5位 ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(字幕版)

 

 6位 スリー・ビルボード

 

7位 シェイプ・オブ・ウォーター

 

8位 リメンバー・ミー

 

 9位 ダウンサイズ

 

 10位 ウインド・リバー

次点 勝手にふるえてろ

 

 




レディ・バード (字幕版)

 

 

 

カメラを止めるな! 75点

【Amazon.co.jp限定】カメラを止めるな!  [Blu-ray] (「ONE CUT OF THE DEAD 現地リハーサル通しver.」DVD付)

「よくできたコメディではあるが、評判先行の印象拭えず」

 

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あまりにも周りの評判がよいので期待したけれど、よくできたコメディ作品という印象。メインの舞台となるロケ地の選定は素晴らしく、ワンカットという制約はこのロケ地の建物あってこそ、と言えるかもしれません。

 

皆が楽しめるが、何かが残るというような作品ではない。気軽に楽しむのがお薦めです

 

アントマン&ワスプ 90点

【映画パンフレット】アントマン&ワスプ 監督:ペイトン・リード 出演:ポール・ラッド エヴァンジェリン・リリー マイケル・ダグラスほか

「ユーモラスで演者自身の楽しさが伝わってくるような、シュアでハズレのない続編」

 

youtu.be

MCU作品としては、「スパイダーマン」と同様に敢えてスケールを小さ目にし、コメディ要素もとり入れつつ、のシュアなシリーズ。

 

本作もポール・ラッドとペイトン・リードのコンビは秀逸で、しっかり楽しめる作品に仕上がっていた。大物キャストも楽しんで演じているようで、とても完成度の高い良作。アントマンとワスプは、「アベンジャーズ」の次作でも活躍しそうで楽しみ。

 

家族でもデートでもおひとりさまでも、お薦めです

 

 

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アントマン (字幕版)

 

 

ウィンド・リバー 85点

 ウインド・リバー(字幕版)

「極めてシビアなテーマを重苦しく突きつけるサスペンス。ジェレミー・レナーがよい」

 

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冬の厳しい寒さと悲惨な事件の描写によって、今も残るインディアン居留地のシビアな現実を伝えようとした、「ボーダーライン」「最後の追跡」テイラー・シェリダン監督の作品。

 

ストーリーはやや強引で、勧善懲悪のカタルシスがハッキリしていて、ミステリとしてはそこまでではないけれど、伝えたいことがきちんと伝わる良作に仕上がっている。

 

ジェレミー・レナーエリザベス・オルセンはともによい*1。そして、キーとなる役柄で登場するジョン・バーンサルはやっぱりよいね。

元気のあるときに観ることをお薦めします

 

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Hell Or High Water/ [Blu-ray] [Import]

 

*1:お尻もよいね